「ウォーターサーバーのボトルの種類には何があるの?」「保管方法や処理方法についても知りたい!」と思う方は多いことでしょう。
ウォーターサーバーのボトル種類と、それぞれのメリットとデメリットを把握することは、ウォーターサーバー選びにも役立てることができます。
そこでこのページでは、ガロンボトルとワンウェイボトルのどちらも使ったことのある筆者が以下のことを解説します。
- 再利用するガロンボトルのメリットとデメリット
- 使い捨てのワンウェイボトルのメリットとデメリット
- どちらが安いか一覧で比較
- 工夫でデメリットを克服
- 選ぶならどのサーバーのどのボトル
この記事を読めば、ウォーターサーバーボトルの種類について理解でき、理想のウォーターサーバーを見つけられる確率が高まりますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
ウォーターサーバーのボトルは2種類!安いのはどっち?
ウォーターサーバーを使用するボトルで分けて一覧表にしました。
双方の利点や欠点も解説していますので、ぜひ読んでみてください。
再利用するガロンボトル
ガロンとは英国や米国での容量の単位で、英米で異なりますが約4Lとされています。当初は「3ガロンボトル」と呼ばれていたように12L入りとなっていました。それを略して「ガロンボトル」と呼ばれ、別名「リタ―ナブルボトル」ともいいます。こちらの方が言葉ではしっくりきて、「再利用できる」という意味で使われています。
ガロンボトルは固い材質で作られた容器です。このタイプのボトルは、定期的に配達するのと交換で引き取っていきます。その間に使ったボトルはキチンと保管しておき、まとめて返却する必要があります。
ガロンボトルのメリットとデメリットを列記しました。
・空きボトルを引き取りにくるので、メンテナンスの相談などがしやすい
・ゴミが出ない
・穴が開いて水漏れする不安がない
デメリット
・引取りのタイミングをみてボトルを空にする必要がある(最低発注単位にも注意)
・回収の日や、回収の時間に自宅で待機する必要がある
・水が無くなった分だけ外気が入り込み安全面で不安
・リユースのため高圧洗浄などでクリーングされるが、薬品の混入などが心配
・回収ごとに担当者と会うので、新しいものに変えたくても言いずらくなる
・空きボトルが場所をとる
自然環境に対して思いが深くゴミ出しに抵抗がある人や、空きボトルや新しいボトルを置くスペースに困らない一軒家などで暮らす方々には、ガロンボトルのデメリットを解消できメリットに変換できることもあるのでおすすめです。
家をあまり留守にしないご家庭では回収の際に困ることもないので、ガロンボトルは魅力ある商品となります。
では、ガロンボトルを使用しているウォーターサーバーの水の価格や、水の種類などをみてみましょう。水の価格については、それぞれで容量が違うため1L当たりに換算した金額を比較して下さい。
各社のガロンボトル価格
水1本の価格 (税込み) |
容量 | 1L当たりの 価格 |
水種 | |
---|---|---|---|---|
アクアクララ | 1,320円 990円 |
12.0L 9.0Ⅼ |
110.0円 110.0円 |
RO水 |
クリクラ | 1,350円 | 12.0L | 112.5円 | RO水 |
アルピナウォーター | 1,155円 1,640円 |
12.0L 18.9L |
96.3円 86.8円 |
RO水 |
信濃湧水 | 1,650円 | 12.0L | 137.5円 | 天然水 |
ガロンボトルを使用しているのは、ほとんどがRO水であることが分かりました。信濃湧水だけは天然水でありながらもガロンボトルを使用しています。
なお信濃湧水のサーバーはデザインが古く、エコとスタンダードの2種類のみで2つとも同じような白一色ので形も同じようでボトルは全て上に置くかたちです。そしてエコサーバーについては月額330円(税込み)のレンタル料金が発生します。
使い捨てのワンウェイボトル
つづいては使ったらつぶして捨てられるワンウェイボトルになります。名前のように一方通行で、業者は持ってくるだけで引き取りはありません。ボトルは使い終わったら、つぶして各自治体の指示に従って分別してゴミに出すことになります。
ガロンボトルのデメリット改善を目的として、後発のウォーターサーバー各社はワンウェイボトルを開発し、販売を始めました。
ワンウェイボトルのメリットとデメリットは以下のようになります。
メリット
・回収のタイミングを気にしてボトルを空にする必要がない
・外気が入り込まないように、つぶれていくボトルも開発されて安全性が更にアップ
・新しいボトルなので衛生面で有利にあり、気持ちよく使える
・担当者と距離をおけるので、乗換えも自由
・ボトルが空くごとに捨てればよいので、場所をとらない
・ゴミが出るが圧縮できるのでゴミ出しも楽
デメリット
・故障が多い場合には、何度も呼ぶことが難しい
・ゴミが発生するので、自治体に合わせて分別が必用
・下置きの場合などに、穴が開いて水漏れすることが稀にある
そのため、おすすめするご家庭も反対のタイプで、共稼ぎの方や忙しいお母さんにはワンウェイボトルの方が魅力的です。
担当者が来る時間を気にする必要がありませんし、空になったボトルは捨てるだけなので、余計なことは考えなくてすみます。
アパートやマンション、一軒家でもボトルを見られるのが気になる人は、使い捨てタイプのワンウェイボトルがおすすめです。
都会で人気を集めているのも、こうした理由が関係しているようで、ガロンボトルを使ったウォーターサーバーも減ってきています。
つづいて、ワンウェイボトルの水の価格や水種などもみてみます。
各社のワンウェイボトル価格
水1本の価格 (税込み) |
容量 | 1L当たりの 価格 |
水種 | |
---|---|---|---|---|
うるのん | 2,050円 1,950円 |
12.0L 12.0L(3年) |
170.8円 162.5円 |
天然水 |
フレシャス | 1,656円 1,270円 |
9.3L 7.2L |
178.1円 176.4円 |
天然水 |
サントリー天然水 | 1,375円 | 7.8L | 161.8円 | 天然水 |
プレミアムウォーター | 2,117円 1,987円 |
12.0L(2年) 12.0L(3年) |
176.4円 165.6円 |
天然水 |
ワンウェイボトルを使ったウォーターサーバーの99%以上が天然水を使っています。味にこだわった水だけに、不純物や洗浄での汚れや薬品の混入を防ぐ目的があります。上記は全てが「天然水」なので価格の比較もしやすくなっています。
ただし「サントリー」のサーバーは3本単位の注文が基本で、3本・6本・9本で注文する必要があります。また提供エリアが限定されており、その地域以外では200円から1,000円以上の送料が発生し、水の金額に加算されることになります。天然水の中では水が安い部類に見えますが、送料も加味して考えなければいけません。
サントリーのワンウェイボトルは段ボールにボトルが入っていて、箱ごとサーバーに取りつけます。慣れるまでは難しいとの意見が多く、お年寄りには覚えるのが難しいかもしれません。ゴミも外してから段ボールとボトルに分ける必要があり、他と比べて手間がかかるのも欠点です。
また、サントリーのウォーターサーバーは故障が多いと評判になっています。水は美味しいと評判ですが、お湯の機能で故障が頻発しており、その都度に担当者を呼ぶことが嫌になって別のウォーターサーバーに乗りかえた方もいるようです。
他では「うるのん」を代表に、水に配送料金がかかることもあります。ボトルの料金や1L当たりの金額をそのまま信用できないのです。地域や発注本数などで送料の負担が異なるため、比較できる数字を表記できませんでした。契約の際には自分の住む地域が送料無料の範囲内であるのか、もし送料がかかるのなら水の料金と合せていくら必要かを考えるようにしましょう。
保管・処分が簡単なのはワンウェイボトル
ワンウェイボトルは、常に新品の容器なので衛生的でありながらも保管や処分方法が簡単なので人気があります。
ワンウェイボトルの捨て方
- 空になったボトルをサーバーから取り外す
- 上から押し込むようにつぶす(柔らかい素材なので簡単)
- つぶしたボトルとキャップは分けて各自治体の指示に従って捨てる
※サントリーのボトルだけは段ボールに入ったまま取り付ける特殊容器になります。説明を見て取りつけ、取りはずしたあとも説明に従って捨てるようにしましょう。
ワンウェイボトルでおすすめのウォーターサーバーはプレミアムウォーター
おすすめ度 | ![]() |
使いやすさ | S |
デザイン性 | S |
月額費用目安 | 3,820円 |
レンタル費用 | 0円 |
ボトルの値段 | 1,944円/本 |
配送地域 | 全国 |
送料 | 無料 |
最低注文数 | 2本 |
※水は12L換算した数値を使っています
ワンウェイボトルを使った「美味しい天然水」のウォーターサーバーは、後発型なのでデザインも新しいものが多くなっています。デザイン性が高いのは、「フレシャス」と「プレミアムウォーター」になっており、新しい家や持ち家の方にはおすすめです。
特に「プレミアムウォーター」は、水の価格も安いこともあり、ご家族にはおすすめのウォーターサーバーです。赤ちゃんのミルク作りや離乳食にも便利な温度設定にもなっており、水が美味しいのはもちろんですがお子様が大きくなってもチャイルドロックが水とお湯の両方についています。
お子様だけでなく、お年寄りにも使いやすく安全に作られており、栄養価も豊富な「プレミアムウォーター」は全ての人におすすめのウォーターサーバーです!
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また、ワンウェイ方式のウォーターサーバーは、部屋のスペースが狭いことの多い一人暮らしの方におすすめです!
一人暮らしの人におすすめのウォーターサーバーについて気になる方は、以下のページも読んでみてください!

ボトルなしのウォーターサーバーはウォータースタンドがおすすめ
おすすめ度 | ![]() |
使いやすさ | A |
デザイン性 | A |
月額費用目安 | 3,980円 |
レンタル費用 | 3,980円 |
ボトルの値段 | 0円/本 |
「ウォータースタンド」は、水道水が美味しくなるという点にあります。
つまり水のボトルを購入する必要がなく、水道代金だけが水の料金になります。
特殊なろ過機能を備えた器具により、安全で美味しい水が飲み放題で使い放題となるのが魅力です。
ろ過装置は月額5,000円から7,000円の間で選ぶこととなり、いくら使用しても金額はかわりません。
水道から直結なので面倒な水の交換なく、使う水の量が多い人におすすめなのが、場所もとらない「ウォータースタンド」です。
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ガロンボトルでおすすめのウォーターサーバーはクリクラ
おすすめ度 | ![]() |
使いやすさ | A |
デザイン性 | B |
月額費用目安 | 3,870円 |
レンタル費用 | 無料 |
ボトルの値段 | 1,350円/本 |
配送地域 | 全国 |
送料 | 無料 |
最低注文数 | 2本 |
※水は12L換算した数値を使っています
ガロンボトルのおすすめのウォーターサーバーは「クリクラ」です。維持費が安いのが最も魅力です。一覧表では水の料金だけが記載されており、アルピナウォーターが最も安く見えますが、サーバーレンタル料金が発生します。月額で629円が必要となり、他はレンタル料金が無料であることを考慮すると月の支払額は高くなります。
水質もアクアクララやクリクラと同じRO水ですが、アルピナがRO膜でろ過しただけなのに対し、他はろ過したあとで程よいミネラル分を加えており、水の美味しさが違います。
では、アクアクララとクリクラですが、この両社はもとは同じ会社でした。そのために価格帯や水の成分まで非常に似かよっています。違うのはアフターサービスの金額で、「メンテナンス料金」として記載されています。
クリクラが月額629円(税込み)に対して、アクアクララは1,000円以上のメンテナンス料金が必要となります。デザインではアクアクララが豊富ですが、ワンランク上のサーバーを選ぶとメンテナンス料金も上がり、最高で1,500円まで月の支払いが必要になります。
メンテナンス料金の支払いによる不安の解消は大きいですが、これだけ高額になると「クリクラ」の方が断然にお得感が増して見えます。実際のメンテナンスの内容もほぼ同じ内容ですので、ウォーターサーバーを気軽に安く始めたい人には「クリクラ」が最もおすすめといえます。
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ボトルスタンド・ボトルラックを使えばガロンボトルでも収納が楽
ガロンボトルの最大のネックは、ボトルが場所をとることです。空いたボトルと交換に水が入ったボトルにかえるので、常に最低発注分のスペースが必要になります。「アクアクララ」では、契約者に限り縦置きのスペースをとらない「ボトルラック」を販売しています。3本のるようになっていて、空きボトルと水入りボトルを交換してちょうど良くなっています。
また「アクアクララ」はRO水ですが、ろ過しあとに必要なミネラル分だけを添加していて純粋なRO水と天然水の中間的な存在になります。他のRO水とは一線を画しており、価格でみても魅力的なウォーターサーバーだといえます。ガロンボトルの中では「アクアクララ」が最もおすすめで、ボトルラックも同時に購入すれば大きな不満を解消することができます。
ウォーターサーバーのボトルの使い回しはおすすめしない!カビが生える可能性も
ガロンボトルの洗浄について調べてみましたが、やはり健康上には影響のない薬剤を使用しています。つまり衛生面に気を使っての処理をほどこしています。時間の経過や空気との接触で、水が傷むとともに容器にも雑菌が繁殖します。それを定期回収して洗浄しますが、万一を考えて薬品処理も行っているのです。
水と空気があれば「カビ」が発生する好条件が整います。時間と温度によっては早くカビが発生することもあり十分に注意しなければいけません。子供の水筒でも毎日洗ってもカビが生える状況ですから、ウォーターサーバーの水といっても油断はできません。実際に時間が経過した空のボトルから異臭がしたとの報告もあり、ボトルの使いまわしなどは厳禁です。
美味しい健康に良い水を飲むはずが、反対に身体に害を与える水を作って飲むことになってしまいます。やはり使い捨てのワンウェイボトルは魅力ですが、他の水を撰んだ場合には絶対にボトルの使い回しはしないようにしましょう。
特に衛生面を気にする必要がある赤ちゃんにおすすめのウォーターサーバーを知りたい方は、赤ちゃんのミルクを作るのにおすすめのウォーターサーバーを読んでみてください!

ウォーターサーバーは基本的にボトルのみの購入はできない
ウオーターサーバー各社で作る水だけあれば、自分で作ったスタンドやラックに置いて使おうと考える人もいると思います。しかし、ウォーターサーバー各社では水のみの販売はしていません。ただし、契約先で余分に水を注文してサーバー以外で使うことは自由です。美味しい水は料理やコーヒーなどにも使いたいですね。
特に「プレミアムウォーター」には、他にないミネラル成分も含んでいます。シニア層にも人気で、毎日採る水は健康な身体を作ります。そして生まれたばかりの赤ちゃんにも、負担にかからない必要なだけのミネラルは入った安全でやさしい軟水の水です。
お子様がいるお母さんには「マムクラブ」といった特別なプランを用意しており、家計にもやさしいお得な料金を提供しています。最もお得なプラントなっていますので、ぜひご覧になって検討してみて下さい。
以上のように、ボトルの違いや価格の違い、水の種類や安全性などを全て考慮すると、最もおすすめなのは「プレミアムウォーター」であるといえます。
家庭を切り盛りするお母さんが中心になって、安全で美味しい水の使用を決断して下さい。
まとめ:ウォーターサーバーのボトルの種類について
ここまでウォーターサーバーのボトルの種類別にメリットやデメリットを比較してまいりましたがいかがでしたか。
このページの要点は以下になります。
- ガロンボトルはRO水、衛生面を重視する天然水にはワンウェイボトルが多用
- 担当者と頻繁に会えて相談できるので、初めての人にはガロンボトルがおすすめ
- もっとも月額費用を抑えたクリクラは、ガロンボトルでのおすすめブランド
- ガロンボトルの置き場所に困る人は、アクアクララのボトルラックがおすすめ
- ゴミ捨てが簡単で、場所を取らないのでワンウェイボトルが主流になってきた
- ワンウェイボトルで最もおすすめな「プレミアムウォーター」と比較して選ぶと失敗しない
あまり気付かなかった部分も見えてきて、メリットとデメリット、向き不向きがハッキリしました。
ご自宅の生活環境に合う最も安全で美味しい水を飲ませてくれるウオーターサーバーを選び、今以上の快適な健康生活を送ってください。
ちなみに当サイトが一番おすすめしているウォーターサーバーは、プレミアムウォーターです!
コスパの良さ、デザイン性、安全性全てでトップクラスのウォーターサーバーですので、ぜひお申し込みください!
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